毎週金曜日にchair にやってきて、スタジオでプリンを作るパテイシエの浅見さんが、8月に新作を出す予定です。と目の前に出してくれたのが
こちら
PANNACOTTA
パンナコッタ
PANNA =生クリーム COTTA=煮るから命名されている。
20世期初頭 ハンガリー出身のバレリーナが恋人のために作ったとされるスイーツ。日本でも1990年代 テイラミスと並んで一大ブームが起こっている。なんと甘い物語だろう。
ティラミスブームのきっかけは、『Hanako』(マガジンハウス刊)だったと聞いたことがある。真偽はわからないけど、雑誌が流行を作っていた時代があった。東京都内のおしゃれで個性的な店を、「Hanako」が積極的に取り上げるようになり、2000年頃から「カフェブーム」が起きた。この頃から「喫茶店」に代わって「カフェ」という言葉がメジャーになり、一般的に拡がっていく。
流行は雑誌から生まれた
2024年8月号特集「カフェが好き!今すぐ行きたいカフェ100軒」
そんな雑誌文化から生まれたマーケットの一つがスイーツだった気がする。今はそれがSNSになったかもしれない。YouTubeにはそんなニュースが満載だし、視聴していて楽しい。
もしかしたら、この先、パンナコッタをYouTubeで宣伝することがあるかもしれない。しかし、現実問題としてパテイシエは一人、オヤジ二人の旅と決めているので、宣伝しても、売るべき量産はできない。
8月の新作 パンナコッタを浅見さんが試作してくれただけでボクは大満足。