正式名称は「鎌倉大仏殿高徳院」造立が開始されたのは、1252年頃といわれています

COFFEE JOURNEY

毎日 旅をするようにコーヒーを楽しでいる。住まいのある鎌倉とchairのある横浜 片道40分のCOFFEE JOURNEYは時には最高なタイム・トラベルにもなる。その日の気分、その日の天気、一人だったり、誰かと一緒だったり、楽しみ方は無限。

café vivement dimanche(カフェ ヴィヴモン ディモンシュ)

通い続けている店は数多くあれど、ボクの鎌倉在住の中で最古参はこの店だろう。つい最近その歴史を紐解く本が出版されたばかりのデモンシュだ

”30年”ってサラッと書いているけど、物凄いことだよ。ご主人の堀内隆さんとは確か由比ヶ浜の海の家で初めてお会いしたはず。ボクが鎌倉に移住したのが約30年前、ちょうどその頃 堀内さんはカフェを始めた。その後ブラジルの雑貨と珈琲の専門店『dois』、ブラジル音楽専門店『claro』も開店させるなど、常に鎌倉カルチャーを牽引している。

少し古い文章だが、当時堀内さんはこんなことを語っていらした。

(当時の鎌倉は)心地いい空間に、いろんな人が集まっていました。そこで過ごすうちに僕は絵も描けないし、ものも作れないけれど、みんなが集まってくる“場”ならつくれるかもしれないと思って」そんな想いがマスター誕生のきっかけだった。

最近は店が常に混んでいて、なかなか堀内さんのコーヒーに辿り着けない。パフェが話題になるけど、堀内さんは焙煎もされていて、その腕は確か。

以前は日曜日の朝に 朝限定の営業をされていたけど、復活してくれないかな (ぜひ)

直近にご一緒したのはまちの大学での主催イベントで沼田元気さんと堀内さんのトークショーをお願いした時かな

café vivement dimanche/カフェ ヴィヴモン ディモンシュ

鎌倉市小町2丁目1−5 櫻井ビル 1階

11時〜18時(水木定休日)

サイトはこちら

https://dimanche.shop-pro.jp

いい1日をお過ごしください GOODGOODIES

この春2号店をオープンしたTHE GOOD GOODIES、御成店のオープンは2013年とお聞きしていたから10年越しの2号店。これでWEST店とEAST店になったことになる。ボクはコーヒーハウスを開業する際、コンサルをTHE GOOD GOODIESオーナの内野さんにお願いした。焙煎機からグラインダーまで全てを内野さんにセレクトして頂いた。もちろん 開業以降も時より店に顔を出して、アドバイスを頂いている。

一時期 店内でフラワーショップが間借りしている時期があって、お花をご担当されている女性とも、立ち寄ると会話を交わしたもいい思い出だ。

その後彼女は「CHIC FLOWER STAND」を御成で独立 2019年7月にフラワーショップをはオープンさせている。昭和の面影を残す外観は「喫茶店?」と見間違える。ガラスのドア越しに中をのぞくと色彩のグラデーションを描いた花々が美しくデイスプレーされている。

センス溢れる店内

11:00〜18:00(定休日/水曜日・木曜日)

サイトはこちら https://chic-flowerstand.com/

話がフラワーショップになってしまった。最近は御成より東口店を利用することが増えた。ここのチェアとテーブルは内野さんご自身でデザインから製作までされていると聞いた。内野さんの美意識が詰まったテーブル&チェアです。一度 実際にお出かけになってみてください

オープンからしっかり街の景色になっている。もう一つ 素晴らしいことを聞いた。この店にはトイレがない。「トイレありますか?」と尋ねると向かいの生涯学習センターのトイレを指定される。つまり内野さんはトイレがない店舗を彼は選んだんだ。英断だろう!なかなかできない挑戦ではなかっただろうか?トイレがないからこそ、こんな素晴らしいロケーションを内野さんは手に入れたわけだ。常識に囚われないからこそ、出店できたんだと思う。師匠、これからもよろしくお願いします。

ちなみに「いい一日をお過ごしください」という帰り際の挨拶は、この内野さんの真似。(師匠許してね)

THE GOOD GOODIES

2013年創業。鎌倉駅(JR西口・江ノ電)から徒歩1分の御成商店街路地にあるコーヒーショップ。鎌倉のコーヒースタンドの先駆的存在である。シンプルで清潔感ある店内で、淹…

さてフラワー店で寄り道をした後は次の目的地へ向いましょう。

古民家カフェ ユキノシタ

築80年の古民家がカフェとして見事に蘇っている。表の通りから路地のような道を入るので見失わないように気をつけて。開業の経緯は詳しくは知らないが、仲間が一緒にリノベした感じがする。内装業者でない暖かさを感じるのは、そんな手作り感のせいだろう。

自分はあまり古民家というジャンルが苦手だったんだけど、認識を改ないといけないな。良いものは良い!天気のいい日は庭でコーヒーがお勧め。

こんな路地の先にカフェはある。

鎌倉市雪ノ下1-13-13

平日10:00〜17:00/土日祝10:00〜18:00(定休日/ 火曜日)

番外編 段葛(だんかずら)とverve

カフェでもないし、コーヒーショップでもないけど、毎朝この段葛を歩いて鎌倉駅に向かう。歩いている時間帯には大抵 verveがオープンの時間帯を迎えている。

朝の早いお客で店内にはすでに人影が見える。

若宮大路にある二の鳥居と三の鳥居の間に続く小高い道を「段葛」と呼ぶ。源頼朝が妻の北条政子の安産を祈願して、神の道として作ったと伝聞が残る。清掃や枝木の手入れが行き届いていて、朝から清々しい気持ちにさせてくれる。駅側の出口で鳥居を潜る際、必ず八幡宮に向かい一礼をする。そんなことを書くと信心深く思われるが、決してそんなことはい。地元の人がしている儀礼を真似ているに過ぎない。だけど、一度始めるとお礼をしないと何か、無礼をしているように思えてくる。

写真は二の鳥居

段葛の桜は、2017年に若木に植え替えらた。数年はコロナもあり、賑わいはなかったけど、今年の桜は見事だった。

見上げると青空だった

毎日通う日常使いのコーヒーショップや非日常的なカフェ、いかがでしたか?