coffee journey

浄智寺に出向いた話は前回した。紫陽花には「紫色」があるのでなんとなく、神秘性を感じている。

袈裟の色にも「紫」があるからなのか、お寺には紫陽花が良く似合う。以前 浄智寺をお借りし「ヨガとコーヒー」というワークショップを開催していて、その際 浄智寺には井戸水をご提供して頂いた。

感覚的にではなく、本当に美味しかった。別に「データ」云々という話ではなく、同じ豆、同じ抽出をしても、コーヒーの豆が開くというか?別の味を感じることができる。水にこだわるコーヒーハウスは数多くあるが、私も「これが水の力か!」と浄智寺の水に驚いた。

浄智寺の公式サイトはこちらです

https://jochiji.com

山門手前。池の脇にある竹で組んだ蓋のある井戸が「甘露ノ井」(かんろのい)と呼ばれています。
不老不死の効能がある水であったという伝説が残ります。(実際の井戸水はこちらとは別になります)

完成した紫陽花ブレンドを、名指しで3名の方が来店してくれた。

「紫陽花ブレンドをお願いします」と注文してくれたので、どうしてご存知なのですか?と正直に質問したら、このブログを読んで下さったとのこと。感動しました。ありがとうございます。

そして 緊張しながら、「味についても聞かせてください」とお願いした。まあ、店主から「どうですか?」と質問され、「いや あまり、、、」と答えるわけもないのだが、御三方とも、お褒めの言葉をいただけた。質問にお答え頂き、ありがとうございます。

焙煎士の力とは?

コーヒーは「作る人(生産者)」「焙煎する人」「淹れる人(バリスタ)」それにコーヒーを輸入する「インポーター」がいて、成立している(ざっとですが)自分でコーヒーを淹れていて、感じるのは「時間」「温度」「豆と水の量」をできるだけ守ることで、その焙煎士と決めた抽出のルールをできるだけ「再現化」している。では焙煎士の力はどこで発揮できるのだろう。豆の知識やルールを熟知し、感覚を研ぎ澄まし、基本をしっかり学んだ後に、そのルールから”自由”になったのがブレンドコーヒーではないか?と思ったりする。

chair YOKOHAMA にある小さな焙煎室では焙煎士が豆と会話し、僕はお客様と会話して、新しい味作りに挑戦している。どんなに最先端のマシンであっても、やはり最後は「会話」、コミュニケーションだ。

紫陽花ブレンド完成記念キャンペーン

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そうして完成した「紫陽花ブレンド」をぜひ飲みにいらしてください。

「紫陽花ブレンド」完成を記念して、通常のマグカップより大きいサイズのマグでご提供します(価格は変わらず¥500)です。