今から数十年前、初めてデートしたのは横浜だった。中三の春休み、私立に通う一つ年下のガールフレンド。今のようにgoogleもなければ、横浜ウオーカーもなかった。喫茶店好きな僕は、全ての情報をフルに、デートコースを計画した。思い出すのはコーヒーショップでなく、紅茶専門店”サモアール”(SAMOVAR)という1974 年に馬車道にオープンした名店、少し背伸びをして入ったのを思い出す。
横浜の喫茶店ルーツは、横浜港の開港(1859年)が発端。
居留地に住む外国人のためにコーヒー豆が輸入され、やがてホテルに日本で初めてのコーヒールームが誕生しました。
第1位 サモアールのアイスロイヤルミルクテイ
サモアールの定番はアイスロイヤルミルクテイ。大きなグラスにたっぷりとミルクが入っていて、大人の味がした。
大きめなグラスにたっぷりとミルクの入った紅茶はハマトラガール(わかる人にはわかる)に大人気だった。
馬車道本店と横浜ジョイナス店がある。通ったのはジョイナス、先日もアイスロイヤルミルクテイを求めて、行ってきました。
第2位 えのき亭のチェリーサンド
山手にある名店は今も変わらない。洋館に暖炉、全てがデートコースにぴったりな「横浜」がそこにはある。
80年代まではワーゲン好きな店主が店にいて、定休日などは庭でワーゲンを洗車していた。
そしてえのき亭の定番といえば「チェリーサンド」。ちょっとした手土産にも、随分と活用させていただいた。
元町にもSWEET STANDをオープンして、大人気です
〒231-0862 神奈川県横浜市中区山手町89−6
第3位 UNI COFFEEの生ドーナツ
最近 拡大路線に入ったのか、出店攻勢が目覚ましい。
元町店もあるが、よく行くのは西口高島屋2階店。時間帯によっては並ぶことが必須。お目当ては生ドーナツ。
(写真は元町店)
〒231-0861 神奈川県横浜市中区元町4-170元町ビル4-170
050-3204-086
第4位 bills のブレイクファースト
世界一のスクランブル・エッグ」「ブレックファストの王様」 日本にも朝食文化があるように、世界へ朝食文化を広げたのはビルの功績。ここの朝食を目の前にすると幸せになれること請け合いです。
オーストラリアのセレブ・シェフ、ビル・グレンジャー氏が率いた。赤レンガ店の他、七里ヶ浜店も有名。
休日は予約をした方がいいかも。
〒231-0001 神奈川県横浜市中区新港1丁目1−2 横浜赤レンガ倉庫2号館 1F
第5位 かをりのレーズンサンド
1947年から営業を続ける老舗のカフェ。蔦(つた)で覆われた独特の雰囲気を持つ建物が、「横浜 かをり」の目印。
甘さの秘密は高級ブランデーに長時間漬けて生まれる。
こちらも横浜手土産の定番。小学校の時、近所に医者の同級生がいて、その家に遊びに行くとお茶菓子にお皿の上に上品に乗っていた、それがその後 かおりのレーズンサンドだと知った。友人の顔と一緒に懐かしい味を思い出す。
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町70
第6位 chair YOKOHAMAのプリン
毎週パテイシエがカフェに併設するスタジオで焼くのがプリン。
2020年にオープンしたコーヒーハウスが満を辞して発売を開始。パテイシエとコーヒーハウスオーナーは長年の友人。鎌倉の町で偶然、再会。「今、何しているの」「コーヒー屋」「何もしていない」みたいな会話をして、即プリンを製造することを決定。現在は週末限定で販売しているが、あっという間に売り切れ。
少し硬め、苦みのあるキャラメルソースをぜひ味わってください
焼き上がったプリンをゆっくり時間をかけて冷やしています。こうすることで硬めのプリンが完成します
横浜市中区 日ノ出町2-145
045-309-0220
今回は横浜のカフェで人気の逸品にフォーカスしてご紹介してみました。
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